嫁の話
出会い
東京から大阪に戻って来て、いろいろ新しいことを始めてみようと思い、英会話に通い始めたりしていた時、最近流行っている街コンにも行ってみることにした。
小学校の先生だと言っていたが、茶髪でパーマという風貌で、ほんとに先生かなと思いながら連絡先を交換した。
テクノが好きと言っていて、一緒にクラブにでも行きましょうとか連絡を取り合っている時に、みんなの予定が合わないから、先に2人でご飯を食べに行くことになった。
このころを思い返すと、ほとんど話したことのない相手と、LINEのやり取りをしていてとてもそわそわした日々を過ごしていた記憶がある。
気が合う
一番気が合うのは、
飲み会で帰りたい気持ちになる、拘束時間が長いのがしんどいという感覚
たぶん嫁が正解
自分の感覚がずれていると思う時がある。
聞いている音楽が違う、読む本が違う、観る映画が違う。なかなか話が合わなかったりする。
だから自分の価値観に何かプライドのようなものがあるが、たぶん世の中からすればちょっとずれた、偏屈な考え方なのだろう。
嫁の言うことは、同世代の女性を中心にすごく響くようだ。
女は共感する生き物と妻がよくいっているが、その共感力が高いのだろう。
一般感覚がよくわからない私は、妻の感覚を頼っているところがある。一般的にどう思われるのだろうかと思ったら、嫁の判断を仰ぐ。自分で決めることに自信はない。