スローダウン

生きるために減速しよう。

2017/11/30 Kimさん/和気

都島キムさんの退去

 

短い間のお付き合い

ALTの試験を受けるとのこと

 

前の日は、みんなで近所の銭湯に行って、朝まで飲んでいたそうだ。はじめてみんなで行って楽しかったと言っていた。

 

出会いと別れは必ずある。ちょっと特別な日なんだなと感じる。

 

その後、岡山の和気へ。

2時間程度で到着。

 

水嶋さんはヒッチハイクで岡山まで。

 

到着早々、鹿肉ステーキの準備。

にんにく、胡椒、バジル、酒でもみ寝かせる。

 

炭火で焼いた方がうまいと言って、ガレージにバーベキューコンロを組み立て、男らしい晩飯がはじまった。

 

鹿肉は脂身が少なくてするする食べられた。わさび醤油、ポン酢を軽く使った。

 

ボールいっぱいに下ごしらえした、お肉を食べきれるか心配だったが、ほとんどを食べることが出来た。

 

雑穀米のご飯や梅干しもまた格別。

 

山陽本線が近くを通っており、時折聞こえる踏切の音が懐かしかった。都会ではほとんどが高架になっていて余り見かけなくなっている。

 

少し寒い、澄んだ空気に響く音を聞きながら、食事をしていると、またここに戻ってきたいなという気持ちになった。

 

部屋に戻ってから、特別授業がはじまった。

パワーポイントの資料を見せてもらいながら、台湾と薬膳の話を伺う。

 

実際に使っている教科書や、漢方薬を見せていただきながら、また台湾のお菓子(乾燥させたオクラや野菜チップス)がとても食べさせてもらった。

 

多くの人は、健康や食に大きな関心がある。でも、なんとなくカロリーを控えようとか、お菓子を控えようとかそれくらいになってしまう。

 

薬膳の知識が少し頭に入っていたら、もうちょっと東洋的な見方で、健康や食を見直せるのかなと思った。

 

暦なども関連しているようで、東洋の医学や考え方もとても魅力的に思えた。

 

 

嫁の話

出会い

東京から大阪に戻って来て、いろいろ新しいことを始めてみようと思い、英会話に通い始めたりしていた時、最近流行っている街コンにも行ってみることにした。

 

小学校の先生だと言っていたが、茶髪でパーマという風貌で、ほんとに先生かなと思いながら連絡先を交換した。

 

テクノが好きと言っていて、一緒にクラブにでも行きましょうとか連絡を取り合っている時に、みんなの予定が合わないから、先に2人でご飯を食べに行くことになった。

 

このころを思い返すと、ほとんど話したことのない相手と、LINEのやり取りをしていてとてもそわそわした日々を過ごしていた記憶がある。

 

気が合う

一番気が合うのは、

飲み会で帰りたい気持ちになる、拘束時間が長いのがしんどいという感覚

 

たぶん嫁が正解

自分の感覚がずれていると思う時がある。

聞いている音楽が違う、読む本が違う、観る映画が違う。なかなか話が合わなかったりする。

だから自分の価値観に何かプライドのようなものがあるが、たぶん世の中からすればちょっとずれた、偏屈な考え方なのだろう。

 

嫁の言うことは、同世代の女性を中心にすごく響くようだ。

女は共感する生き物と妻がよくいっているが、その共感力が高いのだろう。

 

一般感覚がよくわからない私は、妻の感覚を頼っているところがある。一般的にどう思われるのだろうかと思ったら、嫁の判断を仰ぐ。自分で決めることに自信はない。

 

 

 

 

 

母親/自分の人生/思考

私の現在の考え方や振る舞いは、母の影響を大いに受けていると感じている。

 

見た目がそっくりであることもきっと影響しているのでしょう。

ほんとに父親と全然似ていなくて、並んだ写真は会社の上司とのツーショットのようです。

 

顔は似ているのですが、体は小さく目がすごく悪い。

もともと、目は悪くなかったのですが、医療ミスで目のレンズがゆがんでしまい、牛乳瓶の底のような眼鏡をして生活しています。

たぶん、頭の悪い人ではないと思うのだけれど、教室の最前列でも黒板の文字がよく見えなくて、全然授業についていけなかったそう。

 

今、私が母親の親だったらどうにかしてあげたかったと思うくらいですが、そんなエピソードを笑って話てくれます。

ただただ優しい

そんな母がどんな人間かというと、ほんとにお金儲けに無頓着で、ただただ優しい。ボランティアでなんでもやってしまう。

 

荷物の積み下ろしで困っている人を見たらつい手伝ってしまう。

 

たまに実家に帰った時、そんなことまでやっているのかとびっくりすることがある。

ボランティアで歌を歌いに行っていたり、こども食堂をやっていたりしている。昔から地域の活動は当たり前のようにやっている。みんな忙しいからと言っていつもそんなことをやっていた。

人の話を聞く

自分はこんなにできない。でもあなたはすごいと、話を聞いては褒める。

たぶん、私の人の話を聞く姿勢は母から受け継いでいるのだと思う。相手の話を聞くことは、得意なのだと思う。

 

そこに、自分のストーリーを入れるのが苦手なのだと思う。人間関係を深く作れない原因はそこにあるように思う。自分の中に、自分のしっかりした輪郭線を描けていない。

 

考える力

自分で考えて結論を出すのは苦手なようだ。数字が出てきたり、法律やお金が絡んでくると、考えるのを放棄してしまう。付き合いのある人が言ったことを正しい事として、そのままやってしまうところがある。

 

〇〇さんが言っていたから正しい。

 

私が新卒で入った会社で、同じような言い方で上司に報告したらひどく怒られた。自分が知らないことだし、先輩や詳しい人に聞いたことを根拠に報告すればよいと思っていた。それじゃあ、前田がやっている意味がないだろ。

 

今考えれば、ほんとに私に自分の頭で考えて結論を出すという習慣があまりなかったし、その力も無かった。学生の頃は、ある程度正解があった。そのぼんやりした理解が、世の中に正解があると私に錯覚させていたように思う。

 

自分で考える力がないと、大人になって道に迷うことになる。正解なんてないし、ぼんやりしている間に、どんどんと年月は過ぎて行ってしまう。

 

今、やっと地べたまで落ちてきたように思う。やっと自分の実力の位置まで来たように思う。もう落ちるところはない。自力をつけて解決するしかない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017/11/18 気付いたらあさ/接客/ジビエ/WEB更新/山科

気付いたら朝

朝方、薄っすら目が覚めてテレビや電気がつけっぱなしだった。

またやってしまった。ほんとに気を抜いたら寝てしまっている。

寝つきが悪いとか、ほんと夏の暑い時期に2,3度あったくらいで、他の日は気絶するように眠っている。

 

いつも早めにオフィスに行くが、今日は昨日やってなかった皿洗いとか、洗濯物を畳んでから出発した。

WEBサイト更新

多くの時間を使ってしまった。でも、足元がぐらぐらだと、他の新しいことをいくら頑張っても取りこぼしてしまう。

ここは歯を食いしばってやるべし。

接客

クレーム対応時、私はあえて謝ることは避けていた。謝るということは非を認めてしまうこととなり、後でその点をついてこられる可能性があるからだ。でも、サービス業ではまず謝るところから始まるようだ。とても勉強になる。

ジビエ

伏見の大家さんと連絡を取っていて、遊びに行かせてもらったとき鹿肉を食べることに。鹿肉のレシピがあまりないので、調理方がいまいちわからず。鹿肉は鍋には向かないようで、狩猟料理であるジビエの調理法で調理するのが良いとのこと。

山科

ヨレさんを囲んでの、京都のんべえの会(そんな会はないけど)開催された。

伏見の松井さん、長尾さんも来てくれて、ご飯となんといってもお酒を楽しみながらご飯を食べた。

 

松井さんはトランプとかボードゲームを持ってきてくれていたが、あっという間に時間が過ぎ、結局やらずに解散した。

 

話していた内容は、ほんとたわいもない話だったと思う。

クリスマスの24日どうするという話。みんなで車でどこか行こうかと言っているところに、長尾さんは有馬記念パブリックビューイングに行くという。松井さんはゲーマーで若いころは、仕事をしながらオンラインゲームを1日6時間していたという本気度。続々と集まってくる酒飲みたちにご飯を作ってくれるなっきーさん。ノンフライのコロッケを作ってくれた。ヨレさんは疲れていたな。今度はもっと一緒に飲みたい。

 

シェアハウスに来て良かったなと思ってもらうこと。

やってて良かったなと感じる。

 

シェアハウスは、人生の処方箋になると思ってやっている。合わない人はやっぱり合わない。薬だってそう。でも、合う人には本当に特効薬にもなるし、だんだんと変化が現れる人もいる。決して少なくない人の助けになる

 

繋がり過剰の現代、沢山つながって満足したり、疲れてしまうのではなく、

しっかりと向き合うべき少数の人と、しっかり向き合う機会が必要だと感じています。

 

 

 

2017/11/17 大阪市/建築学生/相談

大阪市

 

大阪市の福祉課へ訪問

保育士の方への住宅補助制度を聞きに行った。

 

建築学

近畿大学建築学部の生徒さんがヒアリングに来た。

結局よくわからないやつだった。

 

相談

若原さんとkintoneの使い方で少しLINEで話をしていた。

若原さんもマネジメントで悩んでいたようで、ざっくばらんに話していた。

 

最近は、アルバイトという武器を与えてもらっていると思ってやるようにしている。

活かすも殺すも自分次第。みんな癖はあるが、良い人たちであることは間違いない。

 

イメージできているか、そうでないかで人の動きが大きく変わってくるのだと強く感じる。何に向かっているかがわからなくなると人は、良くわからない方向に進んでいく。

 

あやさんと話していて、マネジメントしてほしかったけっど言えなかった、とのこと。自分で考えてもらう部分と、こちらが促す部分のさじ加減が難しいと思う。

 

私が思っている優先順位と、相手が思っている優先順位は、なかなか一致していない。

何回も話してすり合わせるしかない。計画からずれそうだったら

2017/11/16 千里国際/研究者/群馬/都島/伏見

振り返るとこんなにも一日にいろんな人と会っているんだなと再確認した一日。

たぶんこんな日もあったのだろうと思うけれど、あんまり鮮明に思い出せない。

 

千里山国際の方とシェアハウスの話。

関大との話はダメになったが、田澤さんや小谷さんとの関係が切れるわけではない。

会社としては、シェアハウスの商売をしなければいけないけれど、社会に対してよいことをしていれば、私たちがやっているシェアハウスに、人が集まってくれると信じている。

 

社会のことを考えられる会社でいたいと思った。

目指しているのは、社会問題を自らの問題として考えられる人を育てること。また、そういう人に挑戦の機会を作ることがミッションである。

その軸をしっかり持っていれば、やっていけると思っている。

 

志のあるかたは、ちゃんといるというのがわかってよい。どうせ変わらないし、無駄だからやらないでよいとか思いたくない。本当の善意で活動してくれる地域のボランティアの方が確かにいる現実は、もっとみんなに知られるべきだと感じた。

 

小谷理事がおっしゃっていた、クラスにいる外国籍の子どもにスポットライトを。一瞬、その生徒を特別扱いすることになるのでは?と思ったがたぶんそれは違う。スポットライトを当ててあげなければ、ただのお荷物になってしまう現実。マイナスをプラスに変えるためには、スポットライトを。たぶんこれは正しいのだろう。

 

自分の知らない所で、いろんなことが動いている。でもなんでだろう、いろんなことが動いているはずなのに、解決されないことが沢山あるし、自分の置かれている状況も改善されて行っているわけでもない。自分の違和感も残ったままだ。知らないところで動いている国の政策で、世の中歩調を合わせて変化していっているその繋がりが、この仕事をしていて見え始めた。

 

ロストしたかと思った中国の方から連絡があり入居したいとのこと。

話を聞くと、京都大学工学部に留学生として滞在するらしい。

最近、関西には大阪大学院に留学してくる方がちらほらいる。

 

自分とは無縁だった人たちがこんなに身近にいて、どうして今まで自分のもう少し少し外に目を向けていなかったのだろうと思う。普段通りの生活をしていたら、いかに自分の見たいものしか見ていないかがよくわかる。

他を知り、成長していくには、自分の枠外の人たちに偶然出会う必要がる。

偶然出会える確率の高い場所に身を置く必要がある。

 

内覧を行った群馬から出てきた若者も、前職を続けていたら絶対に出会わなかったし話もしなかっただろうと思う方だった。田舎から出てきてかなり苦労しているようだが、落ち込んでいる様子はない。ポジティブにさばさばとしている印象があった。

ネカフェに寝泊まりしていると言っていて、助けたい気持ちになった。でも、ビジネス的には彼を受け入れるのは違うのだろう。そこが辛いところ。良いところが見つかると良いが。

 

都島のシェアハウスには、行くのが遅くなってしまい、外はだんだんと暗くなっていた。川上さんはいつもビジネスの話をしてくれる。自分が商売できるコアのコンテンツになるものはなんだろう。

 

伏見の方は、ちょっと厳しい気がするが、今日は私が丁寧さを欠いていた。昔見た見本のテンプレートは、私の何気なく書いた文章よりももっと丁寧な内容だった。

それをすっかり忘れてしまっていた。ひとつひとつのことにもっと集中しなければいけないのだろう。周囲のことに気を向け、意識を通わせた行動が必要なのがよく分かった。

やりたくなるまで待つ

 

 

あなたは、なぜ、つながれないのか: ラポールと身体知

あなたは、なぜ、つながれないのか: ラポールと身体知

 

 

P120

やりたくなるまで待つ

 

気持ちが乗っているとき

 

 

 

のせてくれる環境はどんなところか?と考えた時

本から学ぶこともあるし、テレビ番組から学ぶこともある

映画から学ぶこともある

でも、実際に影響を与えてくれるのは”人”であるように思う。

 

それも、1回きりでは私の場合足りないと思った。

人はすぐには変わらない。

少しずつ、でも毎日変わり続けている。

 

良い講演を聞いた。その時は世界の見え方が、本当に変わったように思われる。

これから素晴らしい生活が自分にも待っている。そのための努力をして行こうと、帰り道に思う。

 

気分もいいから、資格のテキストブックでも買って帰ることがあった。

 

でも、1週間もたてば気持ちは元通りだ。

強い意志がある人は、良いかもしれない。一度決めたことを貫く強い意志がある人を本当に尊敬する。なんで自分にはその能力がないのか、誰に言ったらいいのかわからない、情けなさやら悔しさやらを感じたこともあった。

 

でも、こう感じているのは私ひとりじゃないと思うし、挫折する諦める人なんてたぶん山ほどいるはず。

 

何か刺激があれば、何かやろうと思う気持ちは持っている。

でも、程よく刺激してくれる

 

最近では、その手法で成功したのがライザップ方式だろう。

毎日モチベーションのコントロールまでしてくれる方法だ。

 

シェアハウスはそこまでしてくれない、でも自分で気付くきっかけになることが沢山ある。

 

ホテルじゃないから至れり尽くせりじゃないかもしれない。

 

でも、同じ家に住んでいる人が、資格の勉強に仕事終わり専門学校に通っていたら、何もしていない自分はなんと思うだろうか?

 

キャリアアップのために、今より上位の資格を取るために勉強に励む人を見たらなんて思うだろうか。

 

自分もやらなくちゃときっと思うはず。

 

誰かに管理されなくても、自分で気付いて行動する力が自然につくのが共同生活のよいところだと思う。